開南中学校の慰霊祭で遺族が80年の時を経て発見された校章を手にし亡き肉親に思いを馳せました。
慰霊祭は糸満市山城にある「開南健児之塔」で開かれました。
2025年は開南中学校の校章が発見されたこともあり、例年より多い110人の遺族が参列しました。
兄が開南中8期生 大城敏子さん(92):
(Q:手に取ってみていがかですか?)本当に頑張ったねと思うさ。最後どうなったのか、海に飛んだのかねと(慰霊碑に)来たらそうしか思わないですよ
叔父が開南中8期生 上原則子さん:
国のためとは言え、当時のそういう教育だったと思うんですけど、今の私たちからは考えられない現状ですので、とにかく悔しかったんでしょうねと思います
校章と共に見つかった遺骨が家族の元へ帰れることを願い17人の遺族が国のDNA鑑定に申請していました。