半導体部品の精密洗浄などを行う韓国企業の日本法人が玉名市に進出することが決まり、23日、立地協定が結ばれました。

23日は熊本県の立会いのもと立地協定の締結式が行われ、タミコ熊本のチ・スファン社長と玉名市の藏原 隆浩市長がそれぞれ協定書に署名しました。
『タミコ熊本』は、半導体部品の精密洗浄などを行う韓国MiCoグループ傘下にある子会社の日本法人としてことし4月に設立されました。

タミコ熊本が進出するのは玉名市の『玉名三ツ川産業団地』で、敷地面積は約8600平方メートル。半導体部品の精密洗浄や、特殊コーティングの工場を新設するということです。

タミコ熊本は、工場新設を玉名市に決めた理由について「玉名市とは人材確保などで
連携が期待できる」などとしています。

投資額は25億円から30億円で、工場はことし11月に着工。来年12月の操業を目指していて、約30人の従業員を雇用する予定です。

テレビ熊本
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