南米ペルーで登山をしていた日本人女性2人が遭難しました。
現地で活動中の救助隊から、2人のうち1人が死亡したとの情報も入っているということです。
関係者によりますと、6月に南米ペルーのワスカラン山で登山をしていた稲田千秋さんと寺田紗規さんが遭難したということです。
日本時間の24日午後3時半ごろ、稲田さんが体調不良で動けないと現地のレスキュー隊に連絡があったということです。
2人は、25日の午後9時ごろまで生存していることが確認されていましたが、いまだ救助されていません。
その後、2人のうち1人が死亡したとの情報が入ってきたということです。
ワスカラン山は標高6700メートルを超えるペルー最高峰の山で、2人は6600メートル付近で遭難したということで、現在も現地当局による救助活動が続いています。