V・ファーレン長崎は監督交代でリスタートとなった22日、アウェー熊本戦は3-1で勝利し、3試合ぶりの白星を挙げました。
明治安田J2リーグ第20節の熊本戦、この試合から高木監督が7年ぶりにチームの指揮をとります。
KTN記者
「高木体制の初陣を後押ししようと熊本には大勢のサポーターが駆けつけています」
サポーター
「九州ダービーだし、絶対勝たなきゃと」「暑いので選手の最後の後押しをできるよう応援したい」
サポーター
「いいスタートでここから一気に上昇気流に乗ってほしい」
サポーター
「(高木監督は)J1昇格の経験があるので、そこの強み経験を生かして首位に上がる勢いで勝ってほしい」
試合は前半からV・ファーレンが主導権を握ります。
前半13分、米田が粘りクロスを上げると、9試合ぶりにスタメン出場した澤田が頭で押し込み先制します。
澤田崇選手
「右を崩して米が粘ってくれて、あとはほんとに来るかなという感じで、決めてよかったです」
29分にはピンチを迎えますが、熊本のシュートがポストを叩くと(前半29分)その後、カウンターで一気に相手陣内へ。
マテウスのラストパスをフアンマが技ありゴール!
2点をリードします。(前半30分)
後半は終盤にスコアが動きます。
アディショナルタイムに1点を失いますが、(後半47分)その直後にマルコスがダメ押しゴールで突き放します。(後半48分)
3-1で快勝し、高木新監督の初陣で3試合ぶりの白星を挙げました。
V・ファーレン 高木琢也監督
「選手の個性とプレーをどれだけ引き出せるかを自分のテーマとして1週間やってきた。そういう意味で選手たちがよく動いてくれた」「(監督)復帰戦で勝利するのは難しいことだと思うが、(喜びを)味わわせてもらって、ここから自分自身が恩返しすることをやっていきたい」
そして、この試合を最後に松澤海斗選手が海外クラブへの移籍のためチームを離れることとなりました。
サポーターの声援に松澤選手も涙が溢れます。
「これだけたくさん愛してくれて本当にうれしかったです。本当にありがとうございました!」「青に染められたここにいる幸せ」
「きのうから泣くだろうなと思っていた。涙もろいので」「本当にサッカー選手として幸せだと思う」「成長してゆくゆくは最高峰のプレミアリーグや代表に関われたら」
順位表です。
勝ち点3を積み上げ、7位に浮上しました。
次節もアウェーゲームです。
28日(土)15位の山形と対戦します。