静岡県静岡市は保育園やこども園で子供が体調不良になった場合に、看護師などが病院への付き添いなどや預かりをする取り組みを駿河区の一部で7月から始めます。
「急病時あんしん預かり保育」は子供が登園後に急病になったものの、対応が困難な保護者に代わって看護師などが病院への付き添いや預かりをする取り組みです。
駿河区の静岡済生会総合病院に設置されている病児・病後児保育室「なでしこ」で対応するということです。
これまで市内の病児・病後児保育室を利用する際に必要な病院での受診や施設への送迎が、仕事を抜けられない保護者の負担になっていました。
「急病時あんしん預かり保育」は7月1日からで、利用できるのは「なでしこ」から片道5km程度の駿河区のこども園などに通う子供で、市は利用状況をみながら範囲の拡大などを検討する方針です。