新しくなった青果棟では初めてです。香川県産のハウスミカン、「小原紅早生」の初競りが6月20日朝、高松市で行われました。
(中村香月記者)
「小原紅早生のシーズンが今年もやってきました。甘くすっきりした香りの果実がずらりと並んでいます」
20日午前7時、高松市中央卸売市場の青果棟で、移転後、初めての「小原紅早生」の競りが始まりました。
県産のハウスミカン、「小原紅早生」は、濃いオレンジ色の皮と濃厚な甘さが特徴で、初競りにかけられたのは、約1.1トン。2025年は、春先の天候が良かったことなどから、糖度が高く、良好な仕上がりになったということです。
最も高い値段が付いたのは、1箱2.5キロで2024年より10万円高い50万円。地元のスーパーが競り落としました。
(新鮮市場きむら青果部 浜善和さん)
「地元のミカンは生産コストが上がり厳しい中で、長続きさせてもらいたい。そのためには農家に頑張ってもらいたい。ものすごく味が濃くおいしい。贈答用におすすめできる」
小原紅早生の出荷は、8月上旬まで続き、2024年並みの約30トンの出荷が見込まれています。