アメリカのトランプ大統領は18日、ロシアのプーチン大統領が申し出たイスラエルとイランによる交戦の仲介を断ったことを明かしました。
トランプ大統領は記者団に対し、最近行った電話会談でプーチン大統領から、交戦が続くイスラエルとイランの仲介の申し出があったと述べました。
この中でトランプ氏は、プーチン氏に対し、「まずはロシアのことを解決しよう。この件は後で心配すればいい」と伝え、仲介の申し出を断ったということです。
トランプ氏は記者団に対し、「(侵攻開始当時に)自分が大統領だったらプーチン大統領はこのようなことをしなかった」との持論を展開したうえで、「ウクライナとロシアでは報告されているよりも、はるかに多くの人が死んでいる」とも説明していて、プーチン氏に対し、ウクライナ侵攻に関する停戦交渉が進まないことへの不満を伝えた可能性があります。