大分県別府市に住む60代の男性がSNS型ロマンス詐欺で34万円をだまし取られる被害にあったことが分かりました。
警察によりますと、2025年5月上旬、男性の携帯電話にシンガポールに住む日本人女性を名乗る人物から、TikTokのダイレクトメッセージが届きました。
その後、男性は誘導されたLINEでメッセージのやり取りをするうちに、恋愛感情を抱きました。男性はその人物から「中国の切手の相場が上がっている。私達のグループが切手を買い占めれば、どんどん値段が上がっていき、稼ぐことができる。切手は失敗しません」などと儲け話を持ちかけられました。
その話を信じた男性はその人物の指示に従い、切手の購入代金の名目で、指定された口座に34万円を振り込みだまし取られる被害にあったということです。
警察は「SNSで知り合った相手から、儲け話を持ちかけてくるのは詐欺の手口。金を振り込む前に、家族や警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。
