栃木・足利市で、荷台の扉が全開のまま走行するトラックがカメラに捉えられた。扉は左右に揺れ、歩道スレスレまで迫る危険な状態だった。運転手は気づかず走行を続けていたという。
一方、東京・渋谷では電動キックボードと自転車が走行禁止の車線を走行する危険な場面も確認されている。

あわや接触…トラックが扉全開で走行

栃木・足利市で7日正午頃、走行中だった撮影者は前を走るトラックに違和感を覚えた。

なんと、荷台の扉が全開だったのだ。これには撮影者もクラクションを鳴らしながら、思わず「おい、あぶねーぞ。後ろあいてる」と呟いていた。

しかも扉は揺れでぶらぶらと動き、右が閉じたかと思えば左が大きく開いて歩道ギリギリまで迫る危険な状況となっていた。

撮影者は何度かクラクションで知らせようとしたが、トラックの運転手は気づかなかった。

当時の状況について、撮影者は「そのままだとやっぱり歩行者も危ないし、対向車も事故っちゃいそうなので、そのまま追いかけてたって感じですね」と話している。

遭遇してから約2分後、赤信号でトラックが停止。撮影者はすぐにドライバーに駆け寄った。撮影者は「後ろの観音扉開きっぱなしですよーって、声掛けた瞬間すごいびっくりした感じで」と語っている。その後、無事に扉は閉められ、事なきを得たという。

キックボードと自転車の違反行為

一方、東京・渋谷で5月15日午前0時頃、交差点の右折専用レーンに違和感だらけの光景が広がっていた。

なんと電動キックボードと自転車が堂々と信号待ちをしていたのだ。

当時を振り返り、撮影者は「いつも車しかいない場所に、電動キックボードがいたのでびっくりしました」と語っている。

青信号になると、電動キックボードと自転車は後ろの車を気にする様子もなく、2台連なって右折していった。

もちろんこれはルール違反だ。本来は電動キックボードも自転車も一番左の車線を進み、2段階右折をしなければならない。

撮影者は「事故を起こしたり他人を巻き込んでから、『知りませんでした』では済まされない問題です。最低限の交通ルールとマナーは学んでから乗って欲しいです」と警鐘を鳴らしている。
（「イット！」 6月16日放送より）