6月9日未明に熊本・宇城市のコンビニエンスストアに刃物を持った男が押し入り、現金約10万円を奪って逃走した事件で、警察は熊本市南区に住む48歳の無職の男を強盗などの疑いで逮捕した。男は「間違いありません」と容疑を認めていて、「お金が欲しかった」と供述しているという。
刃物突き付けコンビニ強盗した疑い
強盗と銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市南区城南町鰐瀬の無職・長田健児容疑者(48)。

警察によると、長田容疑者は6月9日午前3時ごろ、宇城市松橋町にある『ファミリーマート松橋曲野店』に侵入し、店員に包丁を突きつけて「金を出せ」などと脅迫。レジにあった現金約10万円を奪った疑いが持たれている。

長田容疑者は店から徒歩で逃走したとみられていたが、警察が複数の防犯カメラ映像を追跡するいわゆる〈リレー捜査〉を行ったところ、バイクで走り去る長田容疑者の姿を確認。

自宅の家宅捜索などを行い、容疑が固まったとして長田容疑者を6月16日に逮捕した。
男は容疑を認め「金が欲しかった」
長田容疑者は警察の調べに、「間違いありません」と容疑を認めていて、「お金が欲しかった」と供述しているという。

警察は、犯行に使われたとみられる刃渡り約17センチの包丁を長田容疑者の自宅から押収していて、詳しい動機などを調べている。
(テレビ熊本)