伊江島出身で平和運動に力を尽くした阿波根昌鴻さんが遺した写真を展示する企画展が、17日から那覇市民ギャラリーで始まっています。
阿波根昌鴻さんは、戦後の伊江島などでアメリカ軍による土地の強制接収に非暴力で抵抗し、101歳で亡くなるまで平和の尊さを訴えた姿は「沖縄のガンジー」とも呼ばれています。
写真展では、阿波根さんが生涯を通して撮り続けた膨大な写真のうち、島の人たちの表情や暮らしを写したおよそ400点を展示しています。
写真家 比嘉豊光さん:
阿波根さんの写真はほとんど世の中に広まっていない。カメラの眼で愛を捧げながら撮影したのがこの400点
写真展は22日までで全国5か所でも予定しています。