東北の魅力を大阪・そして世界へ!6月14日・15日は大阪・関西万博会場が東北一色に染まり、訪れる人々の目と舌と心を楽しませる企画が盛りだくさんだ。
東北の魅力がぎっしり
大阪・関西万博会場の西側フューチャーライフゾーンにある「EXPOアリーナMatsuri」では、東北六県の魅力を凝縮した「東北四季の彩り」が開催されている。会場内には東北グルメのブースが立ち並び、牛タン、ずんだ餅、地ビールなど東北自慢の味が楽しめる。

福島県のブースでは、桃ジュースや日本酒などが販売され、伝統工芸品の制作体験もできる。「極上の会津プロジェクト協議会」も出店し、会津の日本酒や郷土料理「味噌田楽」などを提供している。

「東北四季の彩り」は午前10時から午後8時まで開催されている。グルメだけでなく、伝統工芸品の制作体験や職人による実演ライブなど、「東北を食べて、見て、できる」内容となっている。
東北絆まつりが万博に
そして注目は、6月14日・15日に行われる「東北絆まつり」のパレードだ。東北六県を代表する祭りが一堂に会するこの特別なイベントに先立ち、13日にはパレードに向けたセレモニーが開催された。

セレモニーには福島県から佐藤副知事と県のマスコットキャラクター「キビタン」が参加。大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も駆けつけ、会場を盛り上げた。

東北絆パレードは6月14日・15日の2日間で合計4回実施される予定で、各回パレード開始10分前には出発式も行われる。これは入場無料のイベントだが、大阪・関西万博の入場券が必要となる。
福島からは「わらじまつり」
福島県からは「わらじまつり」が参加する。セレモニーでステージに立ったわらじまつり参加者は「本当に会場の反応が良くて、とても楽しかったです」と笑顔で語った。いよいよ翌日に迫ったパレードについて「福島の元気と楽しさを届けたいと思います」と意気込みを語った参加者たち。パレードの成功を祈念して「わっしょい、わっしょい」と威勢の良い掛け声で締めくくった。

東北の祭りと食、そして伝統文化を全身で体験できる機会、この2日間は大阪・関西万博会場で東北を楽しんでみてはいかがが?
(福島テレビ)