備蓄米に続く新たな選択肢となるのか。
北海道内で6月12日からアメリカ・カリフォルニア産のコメの販売が開始された。
カルローズ米の価格は1袋4キロで2678円
「こちらがアメリカ・カリフォルニア産のコメです。見た目は日本のコメよりも若干長いのが特徴です」(水上孝一郎記者)

イオン札幌平岡店で12日から販売がスタートしたのは、アメリカ・カリフォルニア産のカルローズ米だ。価格は1袋4キロで2678円。

全国のスーパーで国産のコメ価格が5キロ4200円超と高止まりする中、比較的安いカルローズ米。
イオン北海道は、消費者の新たな選択肢にしたいとしている。

コメ離れが懸念されている
午前8時の開店とともに、多くの客が訪れた。
「(コメが)今高いから。4千なんぼじゃ買えないから。年金生活だから。値段的には(カルローズ米は)安いと思うけど」(訪れた客)

パラっとした、さわやかな食感が特徴のカルローズ米。
売り場の隣では、試食会も開かれた。
「日本米と変わらない。美味しいです。15年ぐらい前にアメリカに住んでいて、その時にカリフォルニア米を食べていたけど、こんなに美味しくなかった」(試食した客)

いま、コメ離れも懸念されている。
「ご飯食べる量が極端に減りました。パスタになったり、パンになったり」(試食した客)

「リゾットやパエリア、チャーハンなど炒めるような料理に使っていただくと、このコメの特徴が活きていく」(イオン北海道営業本部 小寺博之本部長)

暮らしにどんな影響を与えるか、注目のカルローズ米。
北海道内のイオンやマックスバリュなどのスーパー全183店舗に順次、並んでいくということだ。
