梅雨時期こそ香り高いお酒で父の日を祝うー

梅雨の湿度が高い環境は、実はお酒の香りを楽しむ絶好の機会かもしれない。父の日を前に、季節に合わせたお酒の楽しみ方を考えてみよう。

ビール日和は「夏の晴れて暑い日」

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6月15日は父の日だ。多くの父親たちが好むお酒といえばビールが定番だが、ビールが最も飲みたくなる「ビール日和」とはどのような天気なのだろうか。調査によると、「夏の晴れて暑い日」、特に気温が35度の猛暑日には8割の人がビールを飲みたくなるという結果が出ている。

しかし、現在はまだ梅雨時期であり、気温が35度に達する日は少ない。そのため、この時期ならではのお酒の楽しみ方を知っておくと、父の日のプレゼントや一緒に過ごす時間がより豊かになるだろう。

梅雨時期は香り高いお酒の季節

梅雨時期の特徴である高い湿度は、一般的には不快に感じられることが多いが、お酒を楽しむ観点からは意外な利点がある。湿度が高いと空気中の水分量が増え、香りの分子が動きにくくなる。これにより、お酒の香りが空気中に留まりやすくなるのである。

この特性を活かすなら、香り豊かなお酒を選ぶことがおすすめだ。ワインやウイスキー、日本酒などは、この季節に特に楽しめるお酒となる。グラスに注いだ際の立ち上る香りをゆっくりと味わい、その複雑な風味を堪能することができる。

父の日に香りを楽しむお酒の時間を

父の日のプレゼントとして、香り高いお酒を贈るのはいかがだろうか。梅雨の晴れ間に、父親とともにワインやウイスキー、あるいは香り豊かな日本酒を楽しむ時間を設けるのも素敵な過ごし方である。

気温が上がりきらない今の時期だからこそ、ビールではなく香りを主役にしたお酒で、父の日を祝ってみてはどうだろうか。

(富山テレビ)