福井県は12日、地域防災計画を見直すための会議を開きました。2024年に発生した能登半島地震を教訓にした新たな計画には、災害時の生活用水の確保にため池を活用することや、トイレカーの導入を進めることなどが盛り込まれました。
       
県庁で開かれた防災会議には、警察や消防、自衛隊、県内の行政機関から44人が参加しました。
 
県が示した改定案では、2024年元日に発生した能登半島地震を教訓に▼県内に約650ある農業用のため池や防災井戸を活用し、災害時の生活用水を確保すること▼避難所の生活環境確保のために2025年度中に2台のトイレカーを導入すること▼復旧活動や物資搬送の拠点として道の駅の機能強化を進めること、などが新たに盛り込まれました。
 
改定案は会議で了承され、県は新たな防災計画に合わせて体制を整備します。
        

福井テレビ
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