木材を組み合わせて作った工芸品の展示会が秋田市で開かれていて、木の温かみあふれる作品が訪れた人たちを魅了しています。
この展示会は、仙北市出身の工芸作家、倉橋正伸さんが企画したもので、会場には倉橋さんの木工作品26点が並んでいます。
このうち、2024年に行われた「秋田工芸展」で大賞を受賞した作品「セレナーデ」は、月と楽器のチェロのバランスの取れた構図が印象的で、希望あふれる明るい未来が表現されています。
主催した倉橋さんは「音楽のメロディーを考えながら作っている。見る人が『こんな曲を感じる』と想像してもらえたら最高」と話しています。
この展示会は6月9日の月曜日まで開かれています。