長野・池田町の道路でイノシシの群れが“パニック”を起こすように走る様子をカメラが捉えた。専門家によると、イノシシは今の時期、出産を終えて餌を求めて人里に現れやすいという。遭遇した場合、「刺激せず距離を取ることが大事」と語っている。
慌てふためき走り回るイノシシ親子14頭
長野・池田町で5月28日、FNNのカメラマンが撮影したのは、イノシシの大家族による“うりうりパニック”だった。

目の前で慌てふためくイノシシたちに、カメラマンは「いっぱい!いっぱい!いっぱい!いっぱい!」と驚きを隠せない様子だった。

群れのうち、大きな1頭が飛び出し、あわや衝突という瞬間もあった。
その後、進むと、親とみられる1頭の周りにたくさんのうり坊がいた。

数えてみると12頭のうり坊と親をあわせて、14頭のイノシシが目の前にいた。
イノシシと遭遇したら?専門家が対処法を解説
専門家によると、この時期のイノシシは出産を終えてエサを探し、人里で目撃されやすくなるという。
では、もしイノシシと出会ってしまったらどうすればよいのか。

県環境保全研究所・黒江美紗子研究員:
タケノコを食べているイノシシがとても多い時期なので、刺激しないようなるべく距離を取り、後ずさって落ち着いて観察することが大事
その後、子だくさんのイノシシファミリーは山の中へと入っていった。
(「イット!」 6月4日放送より)
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