今年3月に新潟県三条市内の廃業したスポーツ施設に侵入し、約600万円相当の銅線ケーブルを盗んだ疑いで逮捕された漁師の男ら6人について、新潟地検は6月6日付けで起訴しました。

窃盗の罪で起訴されたのは、新潟市や北海道などに住む漁師の男ら6人です。

起訴状などによりますと、男らは今年3月12日から14日までの間、廃業した三条市内のスポーツ施設で、銅線を盗んだ罪に問われています。

今年3月上旬に県内の漁港関係者から「船の中に銅線を保管している」と、新潟海上保安部に情報提供があり、窃盗事件では県内で初めて新潟海上保安部と県警が合同捜査班を結成し捜査を行っていました。

銅線を保管するために使われていたのは中型漁船で、防犯カメラ映像などから男らの犯行を特定し逮捕に至りました。

警察によりますと、逮捕当時男らのうち「新潟でも北海道でもやった」と一部は容疑を認めていたものの、否認する男もいたということです。

NST新潟総合テレビ
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