高知県と高知市の教育長が6月6日、市内の中学校を訪問し、学力向上に向け意見を交換しました。

高知市の春野中学校で行われた意見交換会には、県の今城純子教育長や高知市の永野隆史教育長のほか教育委員ら約40人が出席しました。

春野中学校は3年前から校区内の地域住民や小学校や幼稚園などとともに地域ぐるみでの教育「コミュニティ・スクール」に取り組んでいます。

その結果、春野中学校では子どもたちの学びへの意欲が高まったことや、学力テストの結果が全国平均を上回るまで向上していることなどが報告されました。

今城 純子 県教育長：
「保、幼、小、中とつながっている、子どもの育ちをつなげていく。横で言いますと春野の地域の皆さんが自分事として関わってくださっているという大きな土壌が縦と横にあるから、子どもたちが安心して主人公として生きようと、学ぼうとしているんだなと感じた」

今城教育長は意欲的に取り組む子どもが育つ環境づくりのため、今後も市と連携していきたいと話していました。