タイの食料品店で目撃されたのは“大きな泥棒”。
その正体は野生のゾウ。あまりの大きさに背中が天井にくっついています。

お腹が空いていたのか、近くの自然豊かな国立公園から1頭で店を訪れたのです。

すると、長い鼻を器用に使って商品をぱくり。
棚にある商品を、購入もせずにむしゃむしゃと食べていたのです。

ゾウを追い出そうと、「待って!待って!出てきて!」「下がって!下がって!下がって!」と必死に声を上げる店員。

しかしその思いもむなしく、約10分間、店の商品を食べ続けたといいます。

その後、駆け付けた公園の管理者によってゾウは連れ出されました。

この日、ゾウが“食い逃げ”したのは9袋のお菓子やサンドイッチ。
また、3500円分ものバナナだといいます。

町では野生のゾウが食べ物を求めて民家に侵入することはありましたが、店に入ってきたのは初めてだということです。