備蓄米の鹿児島県内の販売日も徐々に明らかになってきました。

県内でスーパーを運営するタイヨーは鹿児島市の1店舗で8日に備蓄米を先行販売すると発表したほか、南さつま市と日置市のスーパーでは6月14日から販売されることが決まりました。

タイヨーは鹿児島市新栄町のサンキュー新栄店で8日午前9時半ごろから、政府備蓄米を販売すると発表しました。

2022年産の備蓄米で、販売価格は税別5kg1833円、数に限りがあるため1家族1袋のみということです。

タイヨーグループ全店では6月中旬から順次販売を始める予定で、今後、準備が整い次第ホームページに掲載することにしています。

また、6月14日から2022年産の備蓄米を販売するのは、南さつま市と日置市でスーパーを展開する株式会社タイヘイです。

こちらでは、1.5トンの備蓄米を申し込んでいて、5日、仕入れ業者から「6月12日に鹿児島市内の精米所に備蓄米が到着する」と連絡を受けたということです。

タイヘイが経営するスーパー「ピコ」店長・後野隆公さん
「(備蓄米が)来ると思って、ホッとした。(1.5tの備蓄米を)分割して精米しようと思っていたが、一括ですべて精米して店舗に運ぶ流れ」

備蓄米が到着した翌日に精米作業を行い、経営する2つのスーパーで6月14日から販売するということです。

価格は5キロ税込み2160円で一家族1袋まで、開店1時間前には整理券を配布する予定にしています。

買い物客からの問い合わせも多く、店頭には販売日などを知らせる紙が掲示されました。

備蓄米が入荷するとの情報に、買い物客は―。

買い物客
「安くで買えるからいいと思う。助かりますよね」
「お米だけはおいしいものが欲しい」
「(備蓄米ではなく)高いほうを買うかな」

タイヘイが経営するスーパー「ピコ」店長・後野隆公さん
「色々なものが価格高騰しているなかで、安いお米も需要がある。(客が備蓄米入荷を)待っているんだなという実感がある。一日でも早くお客さんに届けたい」

鹿児島テレビ
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