サッカー男子決勝は、優勝候補の長崎総科大附属と、29年ぶりに決勝に進出した鎮西学院の対戦です。
総附は総監督を務めた小嶺忠敏さんの形見の麦わら帽を掲げ、試合に臨みます。
両チーム、ボールをキープするものの、なかなかシュートには結びつかない試合運びが続きましたが、その均衡を破ったのは総附でした。
前半12分、後方からのロングパスを受けた竹嶋選手が難なく決めて先制。
総附が、前半を1対0で折り返します。
鎮西は、準決勝で2得点を決めたエース・辻丸選手が果敢に何度も相手ゴールに攻め入りますが、シュートを打てません。
一方、総附は後半33分、伊藤選手がドリブルで持ち込んで追加点。
このまま、総附が逃げ切り、2対0で県高総体を制しました。
先制点を決めた長崎総附 竹嶋優選手(FW 2年)
「(先制点は)素直にうれしかったです」「ボールを握られる展開が長くて、苦しい時間も長かったんですけど(点を)入れて、自分たちが優位に運べたかなと思います」
長崎総附 伊藤壮汰 選手(FW3年)
「こんな大舞台で(点を)決めるのは初めてなので、とてもうれしかったです」
総附にとって3年ぶりの出場となるインターハイ・サッカー男子は7月26日から福島県を会場に開かれます。