愛媛県松野町の町議会議長が、議会の運営を巡る混乱から５日付で議員の辞職届を提出し、受理されたことが６日に分かりました。
議員辞職届を出したのは松野町議会の森岡健治議長です。
森岡氏の説明によりますと、５月中旬に開かれた町議会の議員全員協議会で議員の意見が分かれ紛糾したため、森岡氏は継続は困難と判断しその日の協議を打ち切りました。
この後一部の議員から「公平な議会運営をしていない」「議長は議会運営を学べ」などと意見が出され、森岡氏は「公平公正な議会運営をしている」と反論したものの、理解が得られなかったとしています。
このため森岡氏は議員の辞職届を５日付で議会事務局に提出、受理されたということです。
松野町議会は定数７で、他にも森岡氏に同調する議員１人が辞職に向け手続きしていて、２人が辞職すると欠員が６分の１以上になり、公職選挙法の規定で５０日以内に補欠選挙が行われることになります。
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