兵庫県の斎藤知事は県幹部による情報漏えいの責任として、自身の給与をカットする条例案を県議会に提出しました。
■知事の給与を3カ月間50%カットする条例案を県議会に提出
条例案は、斎藤知事の疑惑を告発した元県民局長の私的な情報を当時の総務部長が漏えいしたと第三者委員会が認定したことなどを受け、知事の給与を3カ月間50パーセントカットする内容で、5日、県議会に出されました。
一方で漏えいは「知事らの指示だった可能性が高い」との指摘については斎藤知事は否定していて、真相が解明されない中での議案提出となりました。
県議会では「責任の取り方が不十分」と反対の声も多く、12日の閉会日に可決されるのかが焦点となります。