ラグビー日本代表候補の合宿が長野県上田市菅平高原で始まり6月5日、練習が公開されました。
(アナウンサー)
「快晴の下、屈強な選手たちがトレーニングに励んでいます。はつらつとした掛け声も響いています」
激しくぶつかり合う選手たち。ラグビー日本代表候補の菅平合宿で6月5日、練習の様子が公開されました。
7人制ラグビーオリンピック代表の石田吉平選手や、今シーズンのリーグワン新人賞の北村瞬太郎選手、2年前のワールドカップで活躍したファカタヴァ・アマト選手などが参加しています。
ラグビー合宿の聖地と言われる菅平高原。エディー・ジョーンズヘッドコーチにとっても特別な場所です。
ラグビー日本代表 エディー・ジョーンズHC:
「菅平はラグビーの『聖地』です。皆ここでラグビーをしたことがあって、それぞれのラグビーの原点でもある場所です。この景色を見てください。素晴らしい練習環境です。ピッチコンディションもいいし、ホテルもよく、天気にも恵まれたので、完璧な環境です」
「聖地」で6月11日までトレーニングに励む選手たち。7月行われる代表戦に向けた選考争いの場でもあり、気を引き締めていました。
中野将伍選手:
「チームの戦術を理解しつつ、しっかりアピールもできたらなと思っています」
下川甲嗣選手:
「セレクションの場でもあるので、一人一人、自分の良さをしっかり出せる合宿にしたい」
エディー・ジョーンズヘッドコーチは、2027年のワールドカップへの道のりを「登山」に例え、次のように語りました。
エディー・ジョーンズHC:
「(W杯を)あの一番大きい山に例えると、その一番下にいます。登り始めると、一気に登れます。どこでスタートするかではなく、一番大切なのはフィニッシュ地点です」
合宿は6月11日までで、あさって7日には一般公開されます。