気象庁は6月5日、北海道地方と沖縄地方を除いた全国各地に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。6月11日頃から、東北、北陸、関東甲信、東海、近畿、中国、四国、九州北部、九州南部地方に、向こう2週間の気温が平年に比べてかなり高くなる可能性があるとしています。熱中症対策など健康管理に注意するよう呼びかけています。また、農作物や家畜の管理等に注意が必要だということです。
1週間以内に高温が予測される場合には高温に関する気象情報を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には熱中症警戒アラートを発表するので、留意してほしいとしています。
■東北地方
東北地方 6月11日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.1℃以上
東北地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、高い日が多く、11日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。
■関東甲信地方
関東甲信地方 6月11日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.8℃以上
関東甲信地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高い日が多く、11日頃からはかなり高くなる見込みだということです。
■北陸地方
北陸地方 6月11日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.1℃以上
北陸地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、高い日が多く、11日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。
■東海地方
東海地方 6月11日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.5℃以上
東海地方の気温は、向こう3日間程度は平年並か高く、9日頃は低くなりますが、その後は暖かい空気に覆われやすいため高く、11日頃からはかなり高くなる見込みだということです。
■近畿地方
近畿地方 6月11日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.9℃以上
近畿地方の気温は、向こう3日間程度は平年並か高く、9日頃は低くなりますが、その後は暖かい空気に覆われやすいため高く、11日頃からはかなり高くなる見込みだということです。
■中国地方
中国地方 6月11日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.9℃以上
中国地方の気温は、向こう3日間程度は平年並か高く、9日頃は低くなりますが、その後は暖かい空気に覆われやすいため高く、11日頃からはかなり高くなる見込みだということです。
■四国地方
四国地方 6月11日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.5℃以上
四国地方の気温は、向こう4日間程度は平年並か低いですが、その後は暖かい空気に覆われやすいため高く、10日頃からはかなり高くなる見込みだということです。
■九州北部地方(山口県を含む)
九州北部地方(山口県を含む) 6月11日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.7℃以上
九州北部地方(山口県を含む)の気温は、向こう4日間程度は平年並か低い日が多いですが、その後は暖かい空気に覆われやすいため高く、11日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。
■九州南部・奄美地方
九州南部 6月11日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.6℃以上
九州南部の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高い日が多く、10日頃からはかなり高くなる見込みだということです。
日本気象協会によりますと、高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に一度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」確率が30%以上と見込まれる場合に発表されるということです。