宮城県岩沼市にある東北本線の踏切で4日夜、女性が列車にはねられ死亡しました。
事故があったのは、岩沼市二木1丁目の東北本線の踏切です。消防によりますと、4日午後11時45分ごろ、「若い女性と列車が接触した」とJR東日本から119番通報がありました。
この事故で、女性1人が踏切内で白石駅行きの上り列車にはねられ、その場で死亡が確認されました。乗客と乗務員にけがはありませんでした。女性の年齢は不明で、身元が分かる所持品はありませんでした。
警察によりますと、運転士は「遮断機が下りた後に、女性が踏切の中に入ってきてよけられなかった」と話しているということです。
JR東日本によりますと、この事故で東北本線の仙台駅から白石駅間と常磐線の岩沼駅から山下駅間のそれぞれ上り線で一時運転を見合わせ、約2時間15分後の5日午前2時に運転を再開しました。
警察が女性の身元の確認を進めるとともに、事故の状況を詳しく調べています。