熊本市西区河内町で生産されたブランド焼きのり『塩屋一番』が1束100枚当たり
12万円で落札されました。1枚当たりの価格はなんと1200円。史上最高の落札価格としてギネス世界記録に認定されました。
【贈呈式】
「おめでとうございます」
(英語でユーアーオフィシャリーアメイジング)
1束100枚当たり12万円で落札されたのは、熊本市西区河内町の塩屋地区で生産されたブランド焼きのり『塩屋一番』です。
ことし2月の入札会でのりの製造会社『通宝』、菓子店の『風雅』、販売会社の『有明のり研究所』の3社が落札。
『オークションで落札された最も高額な板海苔』としてギネス世界記録に認定されました。1箱432万円 税抜き(1枚 1200円 100枚 12万円)
きのうの贈呈式には、関係者約20人が出席し、落札した3社に認定証が手渡されました。
【有明のり研究所 嶋田 由美子 代表取締役】
「(有明海が不安定な海況が続いている中で、このような素晴らしいノリが採れたことをうれしく思う。熊本ののりをもっと世界に。世界一が取れたのりを作れる漁場として熊本ののり全体を盛り上げたい」
【海苔生産者 猿渡 昇さん】
「とてもびっくり。ありえない値段をつけていただいて、うれしいよりもびっくりの方が大きかった」
『塩屋一番』は、初摘みのノリの中でうま味の元となるたんぱく質含有量50パーセントに限定し、やわらかさや香りなどの基準を満たしたノリをブランド化したものです。
ギネス登録されたのりは熊本市の鶴屋百貨店や『風雅』、『有明のり研究所』の直営店やオンラインショップで販売されています。