10月に佐世保市で自転車の国際レースが開催されるのを前に、このほど地元の高校で講演会が行われました。
高校生は、レースをきっかけに地域活性化をテーマにした探究学習を行います。
佐世保南高校で開かれた講演会のテーマは「持続可能な九州・長崎県のために何ができるか」です。
2025年10月に開催される自転車の国際レース「マイナビ ツール・ド・九州2025」の一環で行われ、1年生と2年生あわせて約450人が参加しました。
このレースは長崎県を含む九州5県で4日間にわたって実施され、佐世保市ではエキシビションレースが予定されています。
希望する生徒は、レースの開催を通じた地域活性化について探究学習を進め知事に報告する予定です。
佐世保南高校1年 岸川莉空さん
「地域の魅力を自主的に高校生が広める活動とツール・ド・九州が結びついているのを学んだ。非常におもしろいと感じた」
佐世保南高校2年 戸田結子さん
「高校生の視点から意見を言う重要性を感じた。商品開発に結びつく探究をしたいと考えている」
マイナビ長崎支社 北野圭一支社長
「大人の世界の当たり前にとらわれない自由な発想、若い力を発揮してもらえると嬉しい」
ツール・ド・九州の担当者は、レースをきっかけに高校生に自分たちが住むまちの良さについて改めて考えてもらいたいと話しています。