巨人の長嶋茂雄終身名誉監督の追悼記帳所に、多くのファンなどが訪れています。

東京・稲城市の記帳所から、東中健キャスターが中継でお伝えします。

ジャイアンツタウンスタジアムでは試合前、長嶋茂雄さんに黙とうがささげられました。

その試合が行われたすぐ目の前には、記帳所があります。
午後5時で受付を終了しているということなので、もうまもなくというところですが、それでも記帳されている方がいらっしゃいます。

朝から多くの方が訪れて、4日は1500人以上が記帳に訪れました。

小学生くらいの若い子から高齢の方々まで、さまざまな方が記帳所に朝から訪れていました。

――多くの方が訪れていると思うが、どんな声が聞かれた?

20代の女性の方は、長嶋さんがきっかけで野球が好きになったということです。
おじいさんが長嶋茂雄さんのファンだったということで、その影響を受けて今、プロ野球を生きがいにしている自分がいると、今日は感謝の気持ちを長嶋さんに伝えたとお話していました。

そして、長嶋さんの監督時代、そして選手時代を見てきた70代の女性の方にお話を聞くと、天覧試合を小学生の時に見て長嶋さんのファンになったと語っていました。

5月に旦那さんが他界したということなんですが、その他界した旦那さんと、長嶋さんの試合をよく見に行っていたということで、その家族との思い出が詰まった長嶋さんを失ってしまった悲しみは大きいと涙ながらに語っていました。