夏の参院選の比例代表に国民民主党から立候補する山尾志桜里元衆院議員は4日、自身のSNSに「出馬会見をさせてください」と投稿し、記者会見を開いて説明する考えを表明した。
山尾氏の立候補をめぐっては、インターネット上を中心に過去の行動を問題視した批判が相次いでいて、公認が発表されて以降開いていない記者会見での説明を求める声が高まっていた。
山尾氏は投稿で、「決定当初は自然体で会見を設定していたが、その後、私の発信や会見が党に与える影響を読むことができず、躊躇していた。個別の取材対応より会見は影響が大きいので控えてほしいという声も届いており、その気持ちも痛いほど分かった」と説明。
その上で、「繰り返し丁寧に説明するという普通のことをやれてなかった自分と向き合い、猛省した。相前後して、代表や幹事長もそれぞれご自身の記者会見で、『会見すべき』と言っていることを知り、背中を押して頂いた。先送りすべきではないと思っているので、おって詳細をお伝えする」と記した。
玉木代表は3日の記者会見で、「候補者は本当に当選しようと思っているのであれば、疑問にしっかり答えていく責務がある。必要であれば会見をすると思うし、すべきであると伝えている」と述べていた。