この給水タンクは、震災の教訓をもとに福島県いわき市の企業が開発したもので、小さく畳んで保管することができ、組み立てると1トンの水を確保できる。
6月3日は防災への意識を高め、災害時に活用してもらおうと開発した企業から磐城農業高校に給水タンク1台が贈られた。
磐城農業高校の生徒は「この学校自体が坂の上にあって、避難場所にもなっているので、沢山の避難の方々が来た時に、水を供給できるものとして、使えるのかなって考えています」と話す。
開発したウインテックスの堀畑敏一社長は「定期的に防災の訓練をすることで、そういう(防災の)意識・啓蒙、学生の生徒の皆さんの啓蒙に繋がればと考えております」と話した。
この給水タンクは、磐城農業高校の他にいわき市内にある3つの高校に贈られる予定。