6月3日深夜、北海道苫小牧市の静かな住宅街に、突如として姿を現したのは、体長約2メートルのヒグマでした。


 最初の通報が入ったのは、3日午前0時45分ごろ。

 苫小牧市拓勇東町2丁目にある沼ノ端北7号公園付近を、車で走行中の男性が、北へ向かって歩いていくクマを目撃し、警察に通報しました。

 現場は、周辺を住宅で囲まれた公園で、苫小牧市が調査したところ、公園内に複数のクマの足跡が見つかりました。

 現場周辺では3日午前1時10分ごろにも体長1.5メートルほどのクマが目撃されていて、警察は同一個体の可能性もあるとみてパトロールを強化するとともに周辺住民に注意を呼びかけています。

北海道文化放送
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