大手コンビニエンスストアの「ファミリーマート」では、6月5日から東京都と大阪府の一部の店舗で備蓄米の販売を始めました。

 1キロ入りで、価格は388円。

 小泉進次郎農林水産大臣も視察に訪れました。

 「これが、噂の備蓄米」(小泉進次郎農水相)

 「他の店では午前6時から販売していまして、だいぶ売れている。シールもおしゃれ」(ファミリーマート 細見研介社長)

 「よく、このスピードで作られましたね」(小泉農水相)

 1人1個の購入に制限されましたが、わずか30分ほどで完売した店舗も。

 このあと順次、販売地域を全国に広げ、北海道では2週間後をめどに調整しています。

 「多くの人が求めやすい、1キロで提供してもらった。約2週間で全国1万6000店のファミリーマートで提供してもらえる」(小泉農水相)

 「“古古古米”を1キロから試してもらえる。不安感の解消にもつながる」(細見社長)

 同じく「ローソン」でも、6月5日から東京都と大阪府の一部店舗で販売を開始。

 北海道内では6月14日の販売を予定しています。

 こちらも小分けしていて1キロ入りが389円、2キロ入りが756円です。

 「近所で買ってみようと思った。とてもラッキー!」(購入客)

 「セブンーイレブン」では6月17日より東京都・大阪府・四国の店舗から順次、無洗米にした備蓄米の販売を始めます。

 2キロ775円で、北海道内は7月以降の予定です。

 北海道内でも間もなく始まるコンビニでの備蓄米の販売。

 消費者の反応は?

 「1人暮らしで部屋が狭いなら、都合が良いという人もいるかもしれない」

 「できれば今まで通り5キロ単位で買いたい。買い足さなければならないので」

 「普通のおいしいコメを安く売ってもらいたい。根本的に解決していないと思う」(いずれも北海道の消費者)
 
 身近なコンビニでの小口備蓄米の販売。

 消費者のコメの購入に、変化は現れるのでしょうか。

北海道文化放送
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