北海道教育委員会は2026年度から2028年度の公立高等学校配置計画案をまとめ、2028年度から、生徒数の減少などから公立高校の募集を停止したり、統合したりする方針をまとめました。

 道教委によりますと、北海道の中卒者数は2026年に3万9837人、2027年に3万9075人、2028年には3万8037人となる見込みで、今後も減少傾向が続くとしています。

 このため道教委は、2028年度に美瑛高校を募集停止とするほか、釧路商業高校と釧路明輝高校を統合して新設校とし、小樽桜陽高校、苫小牧西高校、函館西高校、旭川工業高校、帯広緑陽高校、芽室高校はそれぞれ1学級減とする方針をまとめました。


 美瑛高校は2023年度から2025年度まで3年連続で、定員40人の半数である20人を下回る状況が続いていました

 また釧路市の釧路商業高校と釧路明輝高校が統合される新設校は5学級とし、釧路明輝高校の校舎を使用するということです。

 今後、道教委は地域への説明会などを行い、9月に公立高等学校配置計画として正式決定する予定です。

北海道文化放送
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