オランダで連立政権が崩壊し、スホーフ首相は辞意を表明しました。
オランダの第1党で極右の「自由党」(PVV)は3日、移民政策をめぐる対立から連立離脱に踏み切りました。
この結果、スホーフ首相が率いる連立与党は議会での過半数を大きく下回ることとなり、首相は国王に辞意を伝えたとみられています。
ただし、スホーフ首相は当面は暫定内閣の形で、政権運営を続ける方針です。
ロイター通信によりますと、2027年に予定されている総選挙は2025年10月にも前倒しされ実施する可能性があるということです。
スホーフ政権は2024年7月に発足したばかりで、政権樹立まで約8カ月要していました。