スポーツの力で街づくりを進めようというシンポジウムが嘉島町で開かれ、地元プロクラブの代表や木村知事が、意見を交わしました。

『ブチ破れ!スポーツの力で未来を切り拓け』と題し、JC・熊本青年会議所が開いたこの取り組み。現在、バレーボールSVリーグのチェアマンを務める大河正明さんが講演を行いました。

【SVリーグ 大河正明チェアマン】
「(プロ)クラブは選手を集めて、選手を育成するのは長けてるんだけど。スタッフを採用して、その人を育てていくということはどうも弱い。人を育てるということはとっても大事です。選手だけじゃなくてスタッフも大事です」

その後、大河さんも同席し、地元プロクラブの代表や木村知事が熊本スポーツ界の未来について意見を交わしました。

長年の課題と言われるスポーツ施設の老朽化については、木村知事が「近い将来、方向性を明示したい」と述べました。

【木村敬知事】
「スポーツ(観戦や応援)にお金を使っていくことを楽しんでいける熊本にしていきたい。(バスケの)アリーナや野球場はもういい加減に(建設)しないといけないというのは私も正直思っているので、そう遠くないうちに方向性を出していかなきゃと思っています」

熊本青年会議所では今後も引き続き、熊本の新しいスポーツ施設建設に関する議論の場を設けていきたいとしています。

テレビ熊本
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