八代市の松浜軒では肥後六花の一つ、肥後花菖蒲が優雅に咲き誇っています。
国の名勝に指定されている八代市の松浜軒は、1688年に肥後細川藩の家老で八代城主だった松井 直之公が母親のために建てたお茶屋です。
庭園内の池には肥後六花の一つ、肥後花菖蒲が約2000株植えられていて、管理をしている人によると、今年は例年より1週間ほど遅い5月20日ごろから咲き始めました。
雨が上がった3日正午ごろ、庭園の水辺にはチョウが羽を広げたような姿の紫や白の大輪の花が雨粒を讃え、優雅に咲き誇っていました。
松浜軒によると、肥後花菖蒲の見頃は今週末までということです。