島根・安来市の宿泊・温浴施設「湯田山荘」で、浴槽から基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、施設は6月2日から入浴事業を中止しています。
【画像:湯田山荘HP画面より】
基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたのは、安来市広瀬町の宿泊・温浴施設「湯田山荘」で、5月26日に施設が定期の水質検査として採取した検体を島根県環境保健公社で調べた所、女性浴槽から基準値をわずかに超えるレジオネラ菌が検出されたことが6月2日に分かりました。
湯田山荘は、その日に保健所の立ち入り調査を受け、入浴事業を中止しました。
宿泊客については、ほかの温浴施設の利用を案内するなどして受け入れるとしています。レストラン、売店は通常通り営業を続けています。
施設によると6月3日時点で症状を訴える人の報告はないということです。
浴槽や貯水タンクの清掃、消毒をした上で再検査をして、レジオネラ菌が検出されなければ入浴事業を再開するとしています。