玉名市にこのほど社会人ラグビーチームが創設されました。
目指すは『地域循環型クラブチーム』。発起人に思いを聞きました。
菊池川の河川敷にある玉名グリーンベルトです。
ここを拠点に活動を行っているラグビーチーム『玉名グリーンベルトクラブ』は、未就学児から高校生に至るまで、約120人が日々、技術を磨いていて、指導者のほとんどが玉名中学校の卒業生です。
このほど、このクラブチームに社会人チームが創設されました。
発起人の仲山 延男 代表です。〈玉名でラグビーをした人が帰って来られる場所を提供したい〉。そんな思いで立ち上げたといいます。
【仲山 延男 代表】
「ここでラグビーを始めて、世界を目指すようなそういう子どもたちが育って、ここに帰ってきて地域の子供たちを育てて…みんなで楽しんでいきたいという思い。玉名がもっと元気になるような…自分が生まれ育った町なので」
【指導の様子】
この日は、7人制ラグビー元日本代表の築城 昌拓 さんが臨時コーチとして高校生たちを指導。また、社会人チームの〈監督コーチ〉を務めることになったラグビー元日本代表の大畑 大介 さんも玉名グリーンベルトを訪れ、練習を視察しました。
【大畑 大介 さん】
「来るたびに、めちゃくちゃいい環境だと思う」
「自分が動くことによってみんなが楽しんでもらえたらうれしいので、いろいろな人が集まって来られるのが良さだと思う。このチームから自分の居場所を見つける最高の場所を提供していきたいと思う」
【仲山 延男 代表】
「県のラグビー環境は、部員の減少など厳しい状況にある。〈ラグビーは楽しいよ〉ということを玉名からアピールしていきたい」
【全員で】「玉名グリーンベルト!おー!」