命を大切にする心や他人を思いやる心を育むための道徳の授業。6月3日、静岡県沼津市の中学校に講師として招かれたのは猫の保護活動に取り組む高校生です。
富士市の赤石朔さん(高2)は小学校5年生の時に2匹の子猫を引き取ったことをきっかけに猫の保護活動をはじめ、現在はNPO法人の理事長を務めています。
3日は沼津市立第四中学校の1年生の道徳の授業に招かれ、これまでに660匹の猫を保護したことを紹介するとともに小さな命を守る思いを伝えていました。
赤石朔さん(高2):
何の罪もない小さな子猫たちが苦しんでいるという状況が許せないというのが(活動への)ひとつの思いになっています
生徒:
赤石さんみたいな人がいるおかげで助かっている人も猫もいっぱいいるのかなって思いました
生徒:
譲渡会などにも足を運んでそういう現状を知ることもできたらいいなと思いました
真剣な表情で耳を傾けていた生徒たちは命の尊さについて感想などをまとめるということです。