6月は環境保全についての理解と取り組みを進める「環境月間」です。
鹿児島市のかごしま環境未来館で、3日から身近な生き物について学ぶ企画展が始まりました。
「みんなちがってみんないい のぞいてみよう!生き物の世界」。
この企画展はわたしたちの身近にすむ生き物に目を向け、環境保全への関心を高めてもらおうと3日から始まりました。
県内では、環境汚染や生態系の変化によって、メダカなど減少している生き物もいます。
しかし、展示されている魚や両生類、昆虫などは、かごしま環境未来館の周辺や甲突川などに生息する生き物で、身近に豊かな自然が残っていることがわかります。
カエルの展示をのぞいてみると…。
ヌマガエルは水の中に、緑色のカエルはうまく葉に隠れていました。
間近で見る生命の神秘は、私たちに大切なことを教えてくれます。
かごしま環境未来館・岩切敏彦環境学習専門指導員
「私たち人間だけが住んでいる地球ではない。ここで暮らしている生き物も人間も、同じように地球でうまく生きていけたらいいなと人間がしっかり考えてほしい」
この企画展は6月22日まで開かれていて、土日には工作などのイベントもあります。