「ミスタープロ野球」の愛称で知られる長嶋茂雄さんが6月3日肺炎のため亡くなりました。
長嶋さんはプロ野球・巨人で歴代9位となる2471本のヒットを放つなどし活躍。1974年に引退し、巨人の監督を2期務め、2013年には国民栄誉賞を受賞するなど功績を残してきました。
2002年には高知市で行われている福岡ダイエーホークスのキャンプに訪れた長嶋さん。その姿を一目見ようと多くのファンが球場に足を運びました。
球界のレジェンドの死に町の人は…
巨人ファン(南国市):「残念以外ないですね。スポーツ全体を考える人で活性化をすごく気にしていた人ですね。そんなことで大ファンです」
70代・高知市:「夢を与えてくださいましたからね。みんなに愛されたというか好かれたというかああいう人格の人間になりたいなと思いましたね」
長嶋さんが亡くなったことについて高知にゆかりのあるプロ野球関係者もお悔やみの言葉を述べています。
高知市出身阪神の藤川監督は…
藤川球児監督:
「心よりお悔やみ申し上げます。幼少期から私も高知県で巨人の大ファンでありまして、私の世代からすると、長嶋監督というのを非常に見ていて憧れも強く、私たちが野球を始めさせていただいたきっかけになってますね」
高知商業高校卒業後、阪神などで活躍した江本孟紀さんは、1カ月ほど前に長嶋さんと電話で話したといいます。その時はもう言葉を発せられる状態ではなかったそうです。長嶋さんとの思い出について次のように語りました。
プロ野球解説者・江本孟紀さん:
「長嶋さんは日本の超スーパースター。日本を全部全て明るくした」
Q長嶋さんは何がすごかった?
「長嶋さんは言葉では言い表せない人。普通の人じゃない、どっか違う星から来たようなパワーがあった」
ミスタープロ野球、長嶋さんご冥福をお祈りします。