梅雨の時期を前に敦賀市内で31日、大雨に備えた防災訓練が行われました。
この防災訓練は、水防の体制強化や技術習得を目的に敦賀市と敦賀美方消防組合が毎年、梅雨の時期を前に開いていて、一般市民や消防団員ら合わせて約130人が参加しました。
市内を流れる笙の川の水位が避難判断の目安となる1.8mを超えたとの想定で、参加者は土のうを作って積み上げる活動などに取り組みました。
市の担当者は「きょう学んだことを地域に持ち帰り、これからの水害に備えて欲しい」と話していました。
敦賀市によりますと笙の川は2017年8月の台風の時に氾濫危険水位に達しました。