愛媛県の南予エリアを対象に、虐待や経済的な理由で親元で暮らせない子どもが里親の元で暮らせるよう支援するセンターが、宇和島市に21日に開設されました。
「南予里親支援センターみらい」は、愛媛県が里親制度の普及や相談支援体制の強化のため民間に委託する形で開設。支援の対象は宇和島市・西予市・鬼北町・愛南町・松野町。南予のほかのエリアや中予と東予を担うセンターは、松山市内で2カ所が去年8月に開設されていて、愛媛県全てでの支援体制が整いました。
南予のセンターは、センター長やスタッフら6人体制。里親を希望する人の掘り起こしや里親と子どものミスマッチの解消、委託が解除された後の自立支援などを行うということです。
中井定信センター長は「関係機関と連携しながら里親を増やしたり、里親自身の安心感とか今後の意欲を高めたりする活動をしていきたい」と話しています。
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