愛媛県四国中央市で結婚式場を運営する事業者が、破産手続きの開始の決定を裁判所から受けたことが29日までに分かりました。負債は約1億円と見られています。
破産手続きの開始の決定を受けたのは、四国中央市三島中央の「次郎長ずし」です。
帝国データバンク高松支店によりますと、「次郎長ずし」は1963年4月にすし店として創業し、1978年に四国中央市内で結婚式場「次郎長会館」の営業を開始。記念イベントやパーティー、法事や忘年会や新年会などで利用者を獲得し、2015年4月期の売り上げは約5500万円に達しました。
しかしこの後は、同業他社との競合やコロナ禍以降の宴会の減少で、2024年4月期の売り上げは約2900万円に落ち込み収益性も悪化。季節ごとの弁当を企画したり、愛媛の郷土料理の芋炊きの通信販売をしたりして、経営再建を図っていたものの業績は改善せず今年1月31日に事業を停止しました。破産手続きの開始の決定は松山地裁西条支部から5月21日に受けています。
負債は約1億円と見られています。
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