ビジネスと平和貢献のあり方について多角的に議論する「ひろしま国際平和・ビジネスフォーラム」が３０日から広島市で始まりました。
このフォーラムは国際平和への貢献におけるビジネスの役割を促進することを目的に県が２０１３年から開催していて、今回が９回目になります。
経済同友会代表幹事の新浪剛史氏や元駐日アメリカ大使のジョン・ルース氏のほか、岸田文雄前総理が来賓として出席しました。
フォーラムでは、企業は技術やサービスの革新で社会課題の解決に取り組み、投資家は平和と持続可能性を重視する企業を支援するなど、それぞれの立場による具体的な行動指針を提示する「ひろしま宣言」を発出しました。
【広島県・湯崎英彦 知事】
「不透明さの増すこの世界情勢の中、経済界の力を平和の分野に投入していくことが重要」
フォーラムはあす３１日まで開かれ、経済界のリーダーたちがビジネスが果たす平和への役割などについて議論する予定です。
