東京・八王子市の住宅街で、自転車に乗る子どもと接触したにもかかわらず、そのまま走り去った当て逃げの車がカメラに捉えられた。けがはなかったものの、運転手は一度も車を降りなかったという。また、新潟県や愛知県では、信号無視の車やノーヘルで走るバイクも確認されている。
子どもと接触した車が“当て逃げ”
東京・八王子市の住宅街で14日午後5時過ぎに撮影されたのは、ドライバーとしてあるまじき行為だった。

交差点で子どもの乗る自転車と車が接触した。自転車は後輪が巻き込まれてしまったのか、倒れてしまった。しかし運転手は車から降りることなく、その場から走り去った。
これは“当て逃げ”だ。
撮影者は、「チラチラと運転手は子どもの方を見ながら、そのまま走っていっちゃった。考えられなかったですね」と話している。
あまりの出来事に撮影者は子どもに駆け寄ったが、幸いけがはなかったという。
信号無視の車が平然と目の前を横切る
一方、新潟・出雲崎町で4月18日午後1時半頃、思わず“それはダメでしょ”と声を上げたくなる危険な場面がカメラに捉えられていた。
当時、ドライバーはT字路に差し掛かっていたところだった。

そこへ、黒い車がスーッと目の前を横切った。しかしよく見ると、車側の信号は赤だ。黒い車は信号を無視していたのだった。
撮影者によると、車には70代くらいの男女が乗っており、赤信号だということに気がついていない様子だったという。
ノーヘルの2人乗りバイクが信号待ち
さらに愛知・大治町で4月27日午前10時頃に撮影されたのは、2人乗りで信号待ちをしていたバイク。

しかも後ろに乗る人物はヘルメットを装着していなかった。バイクに遭遇した撮影者は「見た目も20歳以下。学生というか10代の子たち。これ若気の至りだよな…」と話している。
その後、信号が青に変わると、バイクはそのまま走り出した。
撮影者は「若いから無鉄砲なことをするかもしれないけど、もっと周りを見てよく考えて運転して欲しい」と語る。若気の至りだろうとダメなものはダメだ。交通ルールはしっかりと守りましょう。
(「イット!」 5月26日放送より)