愛媛県新居浜市の土木・建築工事業者が破産開始の決定を裁判所から受けたことが30日までに分かりました。負債総額は約4000万円と見られています。

破産開始の決定を受けたのは、新居浜市船木の土木・建築工事業「AID建設」です。

東京商工リサーチ今治支店によりますと、「AID建設」は2002年7月に個人創業し2007年6月に法人化。地元の土建業や一般個人の宅地の造成工事などに取り組む一方、東日本大震災による土木工事も手がけ、2012年5月期には売り上げ高がピークの約1億6400万円に達しました。

しかし、このあとは需要が一巡して1億円を下回り、2024年5月期の売り上げは約6000万円に。債務が超過して厳しい状況になり事業の継続が困難になったとしています。

このため破産開始の決定を松山地裁西条支部から5月20日に受けました。

負債総額は約4000万円と見られています。

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テレビ愛媛
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