東京・渋谷のスクランブル交差点で11日、赤信号にもかかわらずトラックの前に立ちふさがる男性がカメラに捉えられた。手には紙のようなものを持ち、車の通行を妨害していたという。男性は信号が変わるまで動かず、交差点は一時騒然となっていた。撮影者は信じられないという様子で「許されることじゃない」と話している。

交差点中央で立ちふさがる赤タンクトップの男

週末の東京・渋谷で11日午後8時頃、スクランブル交差点の真ん中で撮影されたのは、多くの車両が行き交う中でトラックの前に立ちふさがるように立つ、赤いタンクトップ姿の男性だった。

撮影者もカメラを向けながら「あれなに!?」と困惑した様子で声を上げていた。

動こうとしなかった男性(提供:@Furubana_)
動こうとしなかった男性(提供:@Furubana_)
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このとき、歩行者側の信号は赤だった。トラックの運転手はクラクションを鳴らすが、男性が動く様子はない。

当時について撮影者は「この人(車の通行を)妨害してたので、何やってんだろうなって。普通に邪魔そうでしたね」と語る。

トラックは徐行しながら避けて進むが、その後も多くの車が男性のすぐ脇を通過していく状況だった。また、映像をよく見ると、男性の手には何かが握られていた。

紙を握りしめ立ち尽くす男性 ティッシュ配りか?

撮影者は「紙みたいなのを持ってるように見えるんですよ。(動きが)ティッシュ配りとかそういう感じじゃないですか」と語る。

車が行き交う中で立ち尽くす男(提供:@Furubana_)
車が行き交う中で立ち尽くす男(提供:@Furubana_)

また、男性の年齢は50代くらいで、信号が変わるまでの間この状況が続いたが、理由は分からなかったという。

一部始終を目の当たりにした撮影者は「これは非常に迷惑で許されることじゃないと思いますね。やめた方がいいですね」と話している。
(「イット!」 5月26日放送より)

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